約 3,722,056 件
https://w.atwiki.jp/cvssyourimessage/pages/204.html
ヴァイス 《出典作:アルカナハート3シリーズ》 VS. 対キム・カッファン【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「正義?それは任務に必要な要素なのか?答えられないなら覚える必要はないか」 ※投稿・harumond 対椎拳崇【サイコソルジャー:SNK】 「模擬戦終了…戦闘前の約束通り、この肉まんは頂く。ふむ…これはエルザ殿のあんぱんにも負けない美味だな」 ※投稿・harumond 対不知火舞【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「忍とは高い戦闘力と諜報技術を持つ最強の戦士らしいが…お前を見ていると、忍そのものがよく分からなくなってくるな」 ※投稿・harumond 対ダン・ヒビキ【ストシリーズ:CAPCOM】 「…今の戦闘、世間一般でいう弱い者いじめに該当しないか?とりあえず、もう立たないでくれ…」 ※投稿・harumond 対フェリシア【ヴァンパイアシリーズ:CAPCOM】 「その耳に尻尾…まさかドレクスラー機関の被検体か…!?え?そんなの知らない?そうか、それは悪かった…」 ※投稿・harumond 対リュウ【ストシリーズ:CAPCOM】 「何度やっても同じだ。私の戦闘経験は4桁を超えている。無闇に勝負を挑むな。次は命の保障は出来ない」 ※投稿・harumond &. &キャミィ・ホワイト【ストシリーズ:CAPCOM】 「なんとか昔の癖で殺さずに済んだ…これでいいんだな」 『ああ、そうだな…いつまでも過去に縛られる必要はない』 ※投稿・harumond
https://w.atwiki.jp/kagakyon/pages/1083.html
だらだらと放課後にSOS団で暇をつぶす訳でもなく。 ハルヒのわがままに振り回されることもなく。 一直線に我が家へと帰るとそこには珍客が居た。 「やほー」 俺は別段調子が悪いわけでもないのに頭が痛むのを感じて額に手をあてがった。 やれやれ…といつもの調子を吐いて。 「とりあえず布団の上からどけ」 「えぇー?」 不満そうな声をあげてしぶしぶ、といった風な態度を見せながらベッドから降りる。 ベッドに花のように放射状に広がっていた髪もその持ち主に引かれて一つにまとまりベッドから姿を消した。 ちょこん、といった擬音が似合いそうな感じでベッドから立ち上がった"それ"は頭一つ分ほど低い所に頭を持っていた。 その正体は何を隠そうか、泉こなたであった。 「そして部屋からでなさい」 「どんだけー……どれだけ、私を使えば気が済むのっ!?キョンキョン!!私はあなたにとってのなんなの!?便利なだけの女!?」 「服を着替えるから出てけ」 「スルーってひどいよね」 泉の背中を押して部屋の外に出す。 ネクタイをぐいぐいと引っ張りながら外して、泉がドアの向こうに消えたのを確認するとズボンのベルトに手をかけた。 ベルトを引き抜いてチャックを下ろしt 「そしてお約束ぅ!!!!!」 バッターン!!と部屋のドアが開け放たれた。 「む、十秒早かったか……」 バタン!と多少荒っぽくドアを閉めると再び覗かれることのないようカギを掛ける。 カリカリカリカリカリ…とドアをひっかく音がするが無視だ。 制服を脱ぎ、私服へと着替えてからドアをまた再び開ける。 「キョンキョンKY」 「K協力して Yやる理由は無い」 泉を改めて向かいいれた。 そこで初めて気づいたのだが、泉はその手になにやらでかい本を持っていた。 装丁はなにやら丁寧な… 「って、お前なんで俺の卒業アルバムを持ってるんだ!?」 「中学生のキョンキョンは新鮮だったよ♪」 「勝手に人の過去を探るな!」 「この佐々木さんってキョンキョンと一緒にいるのが多いよね」 「邪推するな」 にこにこと笑いながら(しかしどこか怒気を感じさせる笑顔だった)手の中の卒業アルバムの一ページを俺に見せつける。 しかし本当になにも無かったのだからこれ以上の説明のしようもない。 もう俺の部屋にいる理由を尋ねようとする気すら起きなくなってきたところに何度目か、俺の部屋のドアが勝手に開いた。 もちろん、俺も泉も触れてはいない。 「キョンくーん?お義姉ちゃーん?御飯だよー」 「うん、わかったもうすぐ行くヨー」 扉を開けたのは我が妹であった。 そして今ちょっと聞き逃せない事を言ってなかったか? 「ちょっとまて今"義”が付かなかったか?」 「気のせい気のせい」 「こなちゃん、いつキョン君と結婚するの?」 「オイ泉?なにを人の妹に吹き込んでいるんだ」 「将来の予定を少し…」 「今すぐ誤解を解け!!」 「今日はカレーよ」 「はーい、お義母さーん」 「少しは人の話を聞け!!」 誤解を解くのに俺は多大な労力を掛けることになったのだが……泉め、なにが面白くて俺にちょっかいをかけるのだろうか。
https://w.atwiki.jp/tiscampaign/pages/380.html
ヴァイス 種族:人間 性別:男 年齢:36 職業:バドッカガヤン本神殿所属遊撃高司祭 特徴+:ガヤン高司祭、財産:快適、鋭敏感覚1Lv、意志の強さ1Lv 幸運、直感、名声:バドッカ+8 -:誠実、容貌:醜悪、大きな誓い:弱者を護る、 平和愛好:専守防衛、ガヤンの名誉 癖:子供に甘い、眼を動かさない、第一ボタンを留める 魔法を敬遠、傷を隠さない 外見:白髪混じりの黒髪に黒眼。左目周辺に大きな火傷の痕がある醜悪な顔。 打突用ソードブレイカーとチェインメイルで武装している。 設定 その強面と功績で有名なガヤン高司祭。アーサーの元上司。 各地区毎に分神殿があるバドッカにおいて地区を跨いだ犯罪に対処する為。という名目で作られた遊撃部隊の隊長であり、言うなればデカ長的ポジションなのだが、実際の所は各分神殿毎の面子などもあり戦闘能力だけ強力な部外者と化している。 性格は清廉潔白で忍耐強い。ガヤン神官としてはこれ以上は無い性格だが、高司祭としては少々白すぎる性格。権力闘争に敗れて閑職に回されたなどという噂も実しやかに囁かれている。 直感と偶然に味方されている為、検挙率は高い。
https://w.atwiki.jp/rihiraserenita/pages/12.html
【ヴァイスとは】 リリム・ウルビア リリスティア・ヴァイス ヒルシュフェルト ライザー・ディグ・ヴァイス ベリー・ハウエル レオン・ブラックロウザ ミリア・ペリドット ロサ・ペリドット マイア・レギ・ヴァイス
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/857.html
autolink NS/W04-090 カード名:狙撃手ヴァイス カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:1 コスト:1 トリガー:1 ● パワー:2000 ソウル:1 特徴:《魔法》?・《武器》? 【起】●助太刀2000 レベル1[① 手札のこのカードを控え室に置く](あなたはフロントアタックされている自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2000) 後輩の道を造ってやるくらいのことは・・・・・・できらぁな! レアリティ:C illust.成瀬ちさと 何の変哲も無い1/1カウンター。 なのは系は特徴上回収しやすい事だけが強みか。 フレーバーから原作での活躍シーンを再現した能力だと思われるが、それならティアナに関連した能力を入れて欲しかったものである。
https://w.atwiki.jp/web_soc/pages/1803.html
通常版(3875) 最終更新日時:2024-05-20 18 27 09 (Mon) プラットフォーム yahoo! 〇 mixi 〇 追加 2024/04/03 7 00 引退 - 通常版(3875) エリア適性 選手情報 6 5 6 フルネーム ファビアン・ヴァイス 5 7 5 肩書き 中盤のマエストロ 3 3 3 国籍 ドイツ 1 1 1 ポジ MF 1 年齢(1期) 20歳 区分 モデル フロリアン・ヴィルツ 銅 タイプ オフェンシブハーフ 在籍 スピ テク パワ スタ ラフ 個性 交換 1期目 9 9 6 5 3 8 B 2期目 9 9 6 5 3 8 B 3期目 9 9 6 5 3 8 B 4期目 9 9 6 5 3 8 B 5期目 9 9 6 5 3 8 B 6期目 8 9 6 5 3 8 B 7期目 8 9 6 5 3 8 B 8期目 9期目 10期目 11期目 PK FK CK CP 7 6 7 6 知性 感性 個人 組織 - 2 1 - 状況判断力に優れ、創造性あふれるプレーでチャンスを作り出すアタッカー。 フェイントや切り返しを織り交ぜたドリブルで相手ディフェンダーの間をすり抜け、絶妙なラストパスで味方をアシスト。また自らも精度の高いシュートでゴールを狙う。 17歳でプロデビュー。その年に当時の最年少記録となるゴールを決め、フル代表にも選出された逸材。 ▲上へ 本日訪問者数: - 昨日訪問者数: - 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kagakyon/pages/1085.html
「で、どないすんねん」 「……はぁ」 教師というか、大人というものは唐突かつ突然に謎の問いかけをするものだ。 いきなり呼ばれてこんな質問をされたら、誰だって俺のような反応をするに違いない。 自分で自分を評するなら可も不可もなく。 なのでいきなりこんな質問される由縁は全くないと言える。 その成績的にも、能力的にも平均平凡な俺が何故に特別に呼び出されたのか。 「あのな、キョンは進学希望やろ?」 「ええ、まぁ」 「自分、成績が平均的だってことはわかるな?」 「もちろん」 「……」 「それがなにか?」 黒井先生のさんすうの授業 「まずな、平均ってのはどないして出されるかわかるな? 3+3の平均は3やが、1+5の平均も3や。 ……ほな、ウチの言いたいことわかるな?」 全くわかりません。 強いて言うなら自分は少し勉強しろって言われてることしか。 しかし勉強するのはいいが、それは特別呼び出してまで言うことでもなかろうに。 ?のマークが顔に浮かんでいたのを読み取られたのか、黒井先生はハァ、とため息を吐く。 「最終ヒントや…キョン、自分の内申点をどない思っとるんや」 「普通かと」 「……ハァ」 なんだこの大きなため息。 まるで俺の普段の素行が悪いかのような誤解をうけているとかか? ならば、それは大いなる誤解なのでどうにかして解かなないとヤバい事態に発展しそうな気がするぞ。 「あのですね」 「ええか、SOS団で何をしてるかは知らんがSOS団の風評ってもんがあるやろ?」 俺の主張は見事かぶせられて封じられた。 えーと…SOS団がなんだって? 「キョンがSOS団で何した、っちゅうんは聞いたことがあらへんけどな、SOS団が何しとるかは自分が一番よう知っとるやろ?」 「まぁ…」 「つまりキョンの成績が平均的というても、この学校は異常に頭の良い奴ら多いやろ? この学校でそれで平均ゆうてもつまり全国で見れば平均よりちょい下なんや。 そしてSOS団に入ってるので内申もあまり奮わへん…これでわかったな?」 えーと。 つまり結構ヤバい状況に俺は置かれていたというのか。 平均的だと思ってたが、ハルヒや古泉がそりゃ少しばかり俺の成績を気にするわけだ。 あいつらは成績いいからそんな心配もないのだろう。 「そんな出来の悪い生徒を見過ごせん、優しい担任のウチは救済案を教えてあげるんや」 なんだかとても引っかかる言い方だがここはありがとうございます、と言っておくべきなのか… 「……ありがとうございます」 「ウチの心労を少しでも減らしてくれるよにな?」 「…ハァ」 内申点とやらを上げるには大別して三つほどあるらしい。 ①部活動などで大きな功績をあげる ②生徒会など、学校に貢献する。 ③世間的な業績がある。 まずSOS団などといった非合法な部活に属してる俺が何の功績あげられるかという話だし、生徒会など無縁だ。 そうすると③しかないが何をするかという話になるわけだ。 …まわりくどく言ってはいるが、要するに学外で何かしろって話だったわけだ。 そこで黒井先生が持ってきた話はボランティアに参加しろって話だったわけで。 日曜日返上して制服で公民館に集まって何やら色々作ってるわけで。 目の前の紙を折り曲げる作業をもう一時間近くずっとし続けてるわけで…… 「ハァ…」 もう何度目になるかもわからない溜息を吐き、上を仰ぐ。 何に出すのかわからんが周りでは竹を削って加工している者もいるし、筆をとる者もいる。 ああもうこれ以上回りくどく説明するのも俺が面倒臭い。 要するに俺とその他少しは竹串と和紙で風車を作り、竹トンボを作ってるやつらとそして人形を作ってる奴ら。 手作りでこんな玩具を作っているのはなんのためなのか。 ボランティアだから何かに貢献するのだとは思うが… もはや批判じみた愚痴しか頭に浮かばないような疲れている状況で、ただ手を動かす。 差し入れとしてジュースが一本供給されたが、すでに飲み干した後である。 それにしても見知らぬ他人達と黙々と顔を突き合わせながら手を動かすのがこんなにも苦痛だとは。 もうさっさとやめて帰りたい… そんな風に黙々とずぅっとやっていたわけだが、ちょうど午後を過ぎたころ。 「追加でーす」 と、ボランティア団体の誰かが言った。 追加?追加ってまさか作る量が追加されるってことじゃないだろうな、とその声のした方――出入り口の方を見る。 「お願いしまーす」 若々しい声がそれと同時に部屋に響く。 どこかで聞いたような声だなとか考えるよりも先に目に入ったのは女の子の姿。 それもただの女の子だったら別に驚きもしないが、何せ知り合いだ。 「ゆたかちゃん……?」 「キョン先輩…?」 「要するにこれらは幼稚園とかに送られるってこと?」 「そうですよ。私も貰ったことありますし」 「俺は記憶にないなぁ」 「幼稚園によりけり、だったかもしれませんね」 ただただ退屈なだけだった時間も気づけばお喋りのための時間へと変わっていた。 聞けばゆたかちゃんはこのようなボランティアにたまに参加しているらしい。 俺ならば貴重な休みをこんな奴隷のような労働に費やすなんて考えもしないのだが、ゆたかちゃんは人の為に働くことも厭わない優しい子なのだ。 「先輩はどうして今日?」 「うーん……」 まさか成績が悪いために担任を困らせたので、なんて理由を言える筈がない。 俺にも一応ながら先輩としてのプライドがあるからな。 さて、どうしたもんか。 これが俺じゃなく古泉とかなら嘘がするすると出てくるのだろうが俺はそんな口がなめらかでもない。 カリカリと顎先を掻きながら少し考えた。 「ゆたかちゃんに会えるから、とか?」 「っ!?」 ぐしゃ、とその小さな手の中の和紙が潰れた。 相当に同様しているのかその顔を染めて、何かを言おうとしたまま固まっている。 …すこし発言が狙いすぎたかな。 「あっ、ありがとうございます!」 「……うん?」 なんだか日本語としておかしな受け答えだったような気がするが。 しかし、表情がどうにか解けて逆に笑顔になったゆたかちゃんに事の真意を聞くのもためらわれる。 「…えへへ」 「……」 奇妙な沈黙。 二人が並んでただ折り紙をしているのに会話が全く途切れている。 だがその原因は(たぶんではあるが)俺の発言であり、ちと心苦しい。 淡々と風車を作る俺。 黙々と風車を作るゆたかちゃん。 同じことをしている筈なのに、その表情は対照的だった。 時間というものは振り返ってみれば短く感じるもので、終わってしまえばもう終わったのか?と思う。 やっとこの単純な労働から解放され、外を見やれば赤く夕日で染まっている時刻。 「ずっと座りっぱなしだったからな…腰が少し痛い」 ぐいっと腰を伸ばしながら体を反らせるとボキバキボキと間接のなる音が体中に響き渡る。 軽い痛みと爽快感を手にいれて、軽く屈伸などもしてみる。 ずっと動かずにいると体が運動を欲してしかたがない。 「お兄さん!」 なにやら呼ばれたような気がして後ろを振り返ってみるとゆたかちゃん。 あのときから終始無言であったが、ようやく言葉が出てきた事に安心する。 「ゆたかちゃんもまっすぐ帰る?」 ただそう聞いただけなのに、ゆたかちゃんはパア、と顔を輝かせてはい!と返事をした。 たしか泉が言うには結構おとなしめな性格の子だったと聞いたがイメージにズレがあるような気がするぞ。 …しかしなんだか違和感がむずむずと背中をくすぐる。 その原因がわからず、ゆたかちゃんの姿になにかさっきと変ったところでも無いかと見てみたが特になにも… 「あ、ばれちゃいましたか?」 そういうとポケットのちょっとした膨らみから何かを取り出して見せてくれた。 「…風車?」 「はい」 それはくしゃくしゃに潰れていた風車。 「どうせなら綺麗なやつをもらってくればよかったのに」 「え、と…これが欲しかったんです」 「ふうん」 その潰れてしまった風車は、風を受けても回らなかった。 時間が停止してしまったかのように同じ形を残して、ふたたびゆたかちゃんのポケットに収まった。 「じゃあ、帰ろうか?」 「はい!」
https://w.atwiki.jp/arcana_heart3lm/pages/45.html
前作wikiも参考にしてください 概要 基本戦術・立ち回り アルカナ選択 キャラクター対策vsヴァイス vsシャルラッハロート vsえこ vsはぁと vs冴姫 vs神依 vsこのは vs舞織 vs美凰 vsリリカ vsリーゼロッテ vs頼子 vsきら vsフィオナ vsアンジェリア vsペトラ vsゼニア vsエルザ vsクラリーチェ vsキャサリン vsドロシー vsあかね vsなずな 概要 基本戦術・立ち回り アルカナ選択 ヴァイス アルカナセレクト考察を参照 キャラクター対策 vsヴァイス vsシャルラッハロート vsえこ vsはぁと vs冴姫 vs神依 vsこのは vs舞織 vs美凰 vsリリカ vsリーゼロッテ vs頼子 vsきら vsフィオナ vsアンジェリア vsペトラ vsゼニア vsエルザ vsクラリーチェ vsキャサリン vsドロシー vsあかね vsなずな .
https://w.atwiki.jp/kagakyon/pages/1084.html
「あ゛~ぁぁぁぁぁ~~~~~~」 夏。 夏は暑い。 暑くない夏はそれはもう夏ではないだろう。 まぁそんなことはどうでもいいのだが。 どうでもいいついでだが、俺の部屋にはクーラーなどという金食い虫は設置されていない。 半分以上、年代物の様相を見せている電動風車があるのみである。 俺の夏は窓を開け放し、このボロい扇風機をフル回転させてどうにか涼をとるという、とても庶民感あふれるものなのだ。 いや、庶民でもクーラーはあるかもしれないのでそれ以下かもしれないのだ。 ろくに涼しさが手に入らない室内で汗だくになりながら窓の外を見る。 アルミサッシ越しに聞こえるセミの輪唱。 白々とした立派な入道雲。 風は吹いていないのか、窓の両脇のカーテンは全く動かずに日の光を浴びているのみだ。 (こんな日にはプールや海がいいな…山の木陰も虫が寄らなければ気持ちいだろうに) そんな事を考えてはみたが、ハルヒあたりが強引にでも誘わないと行きはしないだろう。 自分で行動を起こそうにも気力もなければ金もない。 例年通りにこの狭く暑っ苦しい室内で回る扇風機の音を聞くだけ。 ……だったんだがな。今日の昼までは。 「わ゛れ゛わ゛れ゛わ゛う゛ぢゅう゛じんだぁ゛~~~~~~~~~」 「いい加減そこをどけ」 この劣悪な環境でけなげに頑張っている電動風車君。 その前に居座り、俺への送風を邪魔しているのは誰であろう、泉こなたである。 長い青い髪が風に流れ、その様相が涼しげな小川を連想させる。 しかしそんな涼しげな様子も、実際の涼をコイツが奪っているのでむしろ腹立たしい。 「わ゛れ゛わ゛れ゛わ゛た゛ん゛こ゛と゛し゛て゛~~」 「少しは持ち主に風を送ろうという考えはないのか?」 「も゛ち゛ろ゛ん゛あ゛る゛よ゛~~~~~?」 だが実行はしないと。なるほど。 確かに昨日の落雷で停電した上に、クーラーがうんともスンとも言わなくなったお前の境遇は同情しよう。 しかしだからと言って俺の涼を奪う理由にはならんぞ。 いきなり家に来て「クーラー壊れたから涼みにきたヨ」とか言ってきたのも許せる寛大な俺でも、だ。 居間ならクーラーも効いてるのにわざわざここに来てまで嫌がらせがしたいかそうか。 正直に言うなら暑さのせいで布団は汗でぐしゃぐしゃ。 そして思考も全くまとまらん。ああもうこの髪に手を入れたら冷たそうで気持ちよさそうだな。 この扇風機を独占してる少女の目的は一体なんなのやら。 ベッドから上半身を降ろし、ただ冷たさを求めてその冷ややかそうな髪に手を伸ばす。 「うわひゃぁ!!??」 「……あ」 「いきなり何すんのさ!?」 「いや、気持ちよさそうだったんでつい…」 「……キョンキョンって意外と変態だよね」 失礼な。 確かにこなたはポニーにした方が可愛く……ってそんな話じゃない。 「いいからそろそろ風をよこせ」 「がめつい男は嫌われちゃうよ?」 「うっさい」 風は吹かないし気温は上昇するばかり。 人口密度がわずかに上がった今、扇風機の独占権は生死にかかわるのだ。 よってその場所をどけ、と言葉に出せないあたり俺の優しさ(へたれでは決してない)が見えるだろう。 「キョンキョン、ジュース…」 「少しは遠慮を覚えろ」 だが麦茶を持ってきてしまうあたり、俺は甘いのだろう。 夏の昼下がりはこうして過ぎていく。
https://w.atwiki.jp/theregulation/pages/165.html
スペル:Thelonious "DR." Gray 国籍:Unknown 年齢:Unknown 身長:Unknown 体重: Unknown 誕生日:Unknown 本名セロニアス・グレイ 直轄部隊Memento mori隊長として君臨する渋い雰囲気を纏った初老の男性。 ASAのメンバーの中で素顔が表舞台に晒されない者の1人である。 コードネームとされる"Vice(ヴァイス)"の名で通っており、 ドイツ語で白(Weiß)を意味し、また英語のviceには悪や罪の意味がある。 元々は軍に所属していたらしく、軍人らしからぬ理想家。 数々の任務を完璧に遂行へと導く非常に優秀な人材で、幅広い才能から不可能を可能にさせる"白鴉"と慕われていた。 高齢を理由に前線からは退いて兵器産業に籍を移して、軍事技術力向上に一役買った技術顧問として活躍。 国家間での小競り合いが起こり緊張が高まる中、再び指揮官として異動になる事が決まるも、同時期に部隊共々失踪して行方不明となり、 軍が正式に死亡を発表して、表舞台から姿を消し去った人物。 ASAに参入した後も彼の有り余る才能は衰えることはなく、彼に近い者からは絶対の信頼を置かれている。 戦闘機などの腕も超一流で、指揮を行いながら自らも戦線に出るも、その戦いぶりは今もなお健在。 彼に関しての情報は最も謎が多い人物の一人で、その姿を見た者もほとんどいない。 他者の心理を巧妙に読み取る術や事態を予見する洞察力に長けており、十重二十重にも計算された上で行動を起こす。 基本的に表の行動は周囲の人間に一任して様々な所で裏に手を回し、最終的な総取りを得ようとする手口で、彼を捉えられるのもごく稀。 何者に対しても傲岸不遜かつ超然とした態度であり、他者の才能などには興味を示して認めるなど能力主義的な一面を持つ。 ネームレス筆頭の7人と並ぶ初期のメンバーの1人として考えられており、最初期に参入したのは間違いないと思われるが詳細は不明。 それらの理由から、ネームレス同様にASAの裏に位置する指折りの人物であり、中心人物としての彼の存在を知る者からは警戒されている。 補佐に徹しているが、彼自身も目的や思惑が独自にある模様で、科学者として兵器など技術力の要として活動もしている。 その存在の不気味さから、内部にも彼を恐れている者は少なくない。 ロトレックとは深い因縁のある間柄であるらしく、真意を窺い知れぬ謎めいた言動で立ち塞がる。 彼からはデッドコピー(Dead copy)と呼称されてるが、その意図は不明。 「何度やっても無駄だ。私は無駄な事を繰り返すほど愚かでは無い」 「力と秩序を共存させるには中枢の意志というものが必要だ。不確定要素である無統制な力など不要」 「どちらが正しいかは戦いで決めよう」